僕は普通。

普通は普通じゃない。

人付き合い、その難しさ②

前回のブログ記事で書いた続きを書きたいと思います。

 

人付き合い、その難しさ①

この話に便乗して

私がテニスを頑張る理由とその結果について書きたいと思う


2023年

私はテニスを頑張ることを決意した。

理由は2つある。

1つはシンプルに上達したい。

2つ目は”誘われる人”になりたい。


この2つ目の理由は誰にも言えないし言ったこともない。

だって、恥ずかしいし、そんなこと思ってるんだ

って思われるのも嫌だから。

 

”誘われる人”について説明すると

私の所属しているテニスサークルは

ゲイテニスサークルの中でもレベルが高いサークルで

正直みんな上手いし

大会で優勝する人が揃っている有名サークル。

プライベートでもみんな仲はいいけど

派閥、みたいなものがある。


プライベートで遊びにいったり

ホームパーティをしたり

個別でテニスするのも派閥メンバーで集まったりする。

 

私はどこの派閥にも所属していない。

子供のころからそうゆう人間だった。

学校でも

 

ヤンキー

陰キャ

スポーティー


どこにも属していないが

全部のグループとまんべんなく仲が良い

お互い害が無いから話すし

たまに遊ぶ

でも深い付き合いにはならない。

そんな人間


学校や職場にそうゆう人いますよね?

その”そうゆう人”が私

 

でも、好き好んでそうゆう人になりたいわけじゃない。

”みんなと仲良くしたい”

だから全部のグループと接するし程よく仲良くする。

あんまり深入りすると別のグループに誘われなくなるからだ。

ヤンキーグループにいるやつを

陰キャ達は遊びたいと思わないよね?


その逆もしかり。


そうゆうことだ。


大人、というかおっさんになってもそれは変わらず

テニスサークルの中でも、どこにも属さず

みんなと仲良くしたい。

その結果、どこのグループからも声はかからない

声がかかるとしても欠員が出たときの補欠要因として。


そんな自分の立ち位置が昔から嫌で

自分だって誰かの”絶対誘いたい人”になりたい

それが性格が合うでもいいし、テニス上手いから、でもいい

理由なんてなんでもよかった。

性格や既に構築された相性なんて崩すのは無理


だったらテニスを上手くなって

テニスメインで”誘われる人”になればいいんだ。

そう思った私はすごく頑張った。


月曜、木曜はテニススクールに通い

水曜日は2時間練習

土日は3時間~5時間練習

最低月1回は草トーや市の大会に出場した。


その結果

2つの市の大会でB級(中級)を優勝

草トーでもB級(中級)優勝を果たし

1年間通して行うリーグ戦などでも全勝を収めた。

(※A級:アマプロレベル)

(※B級:一般の上級レベル)

(※C級:一般の中級レベル)


その努力は虚しく

テニスをどんだけ頑張ろうが

大会で結果を残そうが

どのグループからも団体戦やホムパなど

2023年内に誘われることは無かった。


誘われないのは色んな理由があると思う。

サークルメンバーは大体、徒歩圏内で会える距離に住んでいる。

私だけ車で1時間の距離だし、動物を飼っているので

時間を気にして、21時には家に着いていないといけない。


でも、正直そんな問題ではなかったんだ。

2024年の2月ごろ、やっと気づいた。


シンプルに空気感や性格が合致するかしないか。


もちろん私も合致しないわけでもないと思う。

でも顔や表情のせいか

だいたい第一印象に「怖い」っといわれる。

2~3回会ったり

テニス後のアフターでご飯いって話すと

怖いと思ってたけど全然そんなことなかった!って言われる。


それを言われすぎて結構コンプレックスになっている。


色んな要素を総合的に本能的にナチュラルに

周りの人間が優劣をつけた結果


何かのイベントに誘うとしたら

私は真ん中~下の方なんだろうなって思う

テニスの上手い下手なんて関係なかった。

バカだなぁ

あんだけお金も時間もかけて練習して

土日を犠牲に試合にも出て

常にテニスのYoutubeや解説動画などで

自分に取り入れれるものがないか研究して

惨めだなと感じた。


その瞬間、とんでもない喪失感と孤独感に襲われて

1ヵ月はテニスをしなかった。

したくなかった。

あまりにその反動はでかくて

当時付き合っていた彼ともギクシャクした。


もちろん、そんな理由でテニスを頑張っていたなんて

話してないし、話したくなかったし

体裁的に1つめの理由を掲げていたから

彼もそう思っていただろう。


そのことが原因とまでは言わないが

1つの起因となり、2023年夏

彼と2年の歳月に終止符を打ち、別れた。

 

彼と同棲していたのもあって

いつ出ていくかっていう話になる。

でも彼にはお金がない。

 

実は精神疾患などで働けなくなったりして

その間の生活費を私が貸していた。

正直、貸している時点で私は返ってこなくても仕方がない。

そう思っていた。

別れる時点で100万ほど貸していて

引っ越し費用や、新居で使う家電を購入したいので

追加で貸してほしいと言われた。

 

別れた人間と同居するストレス

返金されるかどうか分からないリスク

 

この2つを天秤にかけた結果

私は家のストレスの方が嫌だったので

お金を追加で貸して合計160万ほどになり

彼は家を出た。

 

彼と別れて1ヵ月ほど経過した頃

心身共に疲弊しており

テニスの試合もやる気が無かったが

所属サークルが主催している200人ほど集まる

ゲイのテニス大会(団体戦)が9月に行われ

さすがに主催側なので出場する。

 

1試合目、チーム勝利

2試合目、チーム勝利

 

この2試合目で今の彼と出会い

プライベートで会うようになり

私の精神がかろうじて保たれた。

 

この話はまた別の記事で書きたいと思います。

 

そして結局

別れた相手から160万のうち1円も返済がない。

十分に話し合い、半分脅しみたいなことを伝え

2024年10月から毎月定額を返済してもらえることになった。

 

総じて、人付き合いって難しい。

人類の課題